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後編【オリジナルTシャツの作り方】インクジェット転写プリントのメリットとデメリット
2023.07.12BLOG
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/6.png)
前回の記事では、Tシャツ作りの大まかな流れと「インクジェットプリント」という印刷方法の
メリットとデメリットについて解説しました。
今回はその続編として、「インクジェット転写プリント」のメリットとデメリットを詳しく解説します。
前編となる前回の記事を踏まえて読むことで、オリジナルTシャツ作りについてより深く知れるはずです。
前編はこちらからご覧ください。
(前編記事内部リンク)
なお、弊社琉球ワークスでもオリジナルTシャツの制作を承っております。
ご注文は以下よりお問合せください。
https://ryukyuworks.i12.bcart.jp/contact.php
インクジェット転写プリントのメリット
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/boots-3441115_1280-1024x682.jpg)
インクジェット転写プリントは専用のフィルムにインクジェット印刷し、
特殊なのりを使用してそのフィルムをTシャツへ熱圧着させるプリント方法です。
Tシャツに直接インクを噴射するインクジェットプリントとは大きく異なる部分ですね。
アイロンプリントをイメージするとわかりやすいでしょう。
インクジェット転写プリントのメリットはこちらです。
・高耐久性
・印刷できる場所が多い
・繊細なデザインにも対応可能
・版代がかからない
では、詳しく見ていきましょう。
高耐久性
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/DSC02179-1024x683.jpg)
インクジェット転写プリントは熱を加えることで、インクをTシャツの繊維に融着させます。
この理由により、耐久性に優れるプリント方法となっています。
洗濯や摩擦に強く、長期間にわたってデザインを美しく保つことができます。
洗濯を頻繁にする場合など、汚れやすく傷みやすい子供服にマッチした印刷方法です。
印刷できる場所が多い
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/DSC02192-1024x683.jpg)
袖やポケットなど、面積が狭い場所にもインクジェット転写プリントであれば印刷ができます。
縫い目に近い場所にも印刷できるため、印刷箇所においては柔軟性と選択肢に
優れるプリント方法と言えます。
デザインイメージ次第ですが、理想のTシャツにより近い仕上がりにできる印刷方法でしょう。
繊細なデザインにも対応可能
インクジェット転写プリントはTシャツに直接インクを噴射しないため、
完成後のデザインが素材の凹凸に左右されません。
細かい仕上がりやグラデーションなど、より繊細なデザインにも対応できるプリント方法です。
転写用のフィルムにデザインが正確に印刷されるため、高品質な仕上がりが期待できます。
版代がかからない
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/DSC02218-1024x683.jpg)
インクジェットプリントと同様、インクジェット転写プリントも版を作成する必要がありません。
当然のごとく、Tシャツ作りに版代はかかりません。
現在の主流であるシルクスクリーン印刷はインクジェットプリントやインクジェット転写プリントと比較すると
コストが高く、その一因は版を作成し利用するための版代です。
また、版代がかかるシルクスクリーン印刷では一定量以上からでしか注文できないことも。
その点、インクジェット転写プリントであれば1枚から注文することも可能です。
コスト削減だけでなく、少量で作成したい方にとっては特に注文しやすい印刷方法です。
インクジェット転写プリントのデメリット
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インクジェット転写プリントのデメリットはこちらです。
・貼り付けた印象が出てしまう
・Tシャツの素材が限られる
・特殊印刷ができない
特殊印刷ができない点はインクジェットプリントと同様です。
種類の違いはありますが、Tシャツの素材も制限されます。
貼り付けた印象が出てしまう
印刷方法の工程上、フィルムを熱圧着させているのでデザインを貼り付けた印象が生まれます。
この印象に難色を示す方は少なくありません。
とはいえ、いわゆる「プリント感」を気に入る方も多く、好みの範囲と言えるでしょう。
貼り付けて印刷しているため、その部分の通気性が無くなる点は注意すべきポイントです。
Tシャツの素材が限られる
インクジェットプリントとは対照的に、Tシャツの素材はポリエステルの混紡かポリエステル100%に限られます。
速乾Tシャツや速乾ポロシャツに最適です。
素材がポリエステルのためプレスした跡が残ったり、色が多少変化したりする場合がある点には
注意しておきましょう。
Tシャツの素材にこだわりがある場合、自ずとプリント方法は決定されると言って良いでしょう。
特殊印刷ができない
インクジェットプリントと同様に、インクジェット転写プリントはラメや蛍光色といった特殊印刷ができません。
特殊印刷を施したい場合は、シルクスクリーン印刷など別のプリント方法を検討する必要があります。
まとめ
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今回は2回に分けて、オリジナルTシャツ作りについて解説しました。
インクジェットプリントとインクジェット転写プリントは、それぞれ独自の利点を持っています。
弊社琉球ワークスでは、これらの利点とお客様の要望を上手く掛け合わせた
オリジナルTシャツ作りを行っています。
弊社が最も大切にしているのは、お客様がどのようなTシャツをデザインされたいかということです。
1人ひとり、1社1社に向き合いながら、最適なオリジナルTシャツの制作をご提案させていただきます。
オリジナルTシャツは1枚からご注文を受け付けております。
まずは下記フォームよりお気軽にご相談くださいませ。