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【デザイナーインタビュー】扇谷さんにデザインで気を付けていることや強みを聞いてみました
2023.06.14BLOG
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/扇谷さんサムネイル3.png)
弊社を含め、グッズ制作事業においてデザイナーは欠かせない存在です。
デザイナーが紡ぐデザインが無ければ、グッズ制作は成り立ちません。
そこで前回の島袋さんに引き続き、弊社所属のデザイナー扇谷さんにインタビューを実施しました。
デザインをする際に気を付けていることや彼女の強み、アイデアを生み出すための秘訣を語ってもらいました。
パーソナルな部分を深堀りすることで見えてくる、デザイナーという職業の魅力や価値を再認識するきっかけになれば嬉しいです。
他のデザイナーへのインタビューもぜひご覧ください。
(画像をクリックすると記事に飛べます)
![](http://ryukyuworks.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/島袋さんサムネイルその3.png)
扇谷さんのデザイナー経歴
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扇谷さんのデザイナー経歴は大学卒業後、アメリカの出版社での勤務から始まります。
その後日本に帰国し、エンタメ系のデザイン会社でコンサートグッズなどのデザインを担当したそうです。
次には祖母が住む離島に移り、町おこしの手伝いをしながらデザイン事務所に就職することに。
そこでのデザイン業務はいわゆる地域密着型で、デザイナーにおける横の繋がりの大切さを
強く実感したと言います。
弊社への転職のきっかけはかねてからの沖縄移住への希望と、
自身の経験を活かせそうとの想いによるものだそうです。
WEB媒体や広報誌のデザイナーではなく、グッズ制作を行う弊社を選んだ理由を聞くと
「手に取る人の反応をイメージしやすいことで、やりがいに繋がるから」だと語ってくれました。
扇谷さんのデザイナーとしての強み
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デザインにおける強みはデザイナーの数だけ存在すると言えます。
千差万別と言っても良いでしょう。
そこで、扇谷さん自身が考えるデザイナーとしての強みを教えてもらいました。
このお話を通して、彼女自身が自分の強みを深く理解しているんだなと感じました。
自分を客観視することに長けているんでしょう。
そして、その強みをデザイン業務に上手く反映させていることもよくわかりました。
問題を解決するための発想力
何らかのプロジェクトを進めるうえで、問題点の発生は付き物です。
それはデザインやグッズ制作に限ったことではありません。
こういった問題を解決するための発想力や引き出しの多さが、自身の強みだと扇谷さんは言います。
これらの強みが育まれた所以は「場数によるもの」だと教えてくれました。
数々の問題点や困難を乗り越えた経験が、強みに昇華されたのでしょう。
沖縄に染まりきらない、外側からの視点
地方、特に沖縄などのデザイナーはその地域の出身者であることが多いです。
扇谷さんはこれを指摘しつつ
「沖縄で生まれ育っていないからこそ、外側からの視点をデザインに投影できることが自分の強み」
だと言います。
弊社は沖縄特有のお土産品を制作することも多いのですが、
それを購入するのは他県からの旅行者であることがほとんどです。
外側からの視点を持つことによって、より購入者に近い目線でデザインを考案できるそうです。
この視点は購入者の満足度に直結しますし、結果的にクライアントの利益にも繋がります。
デザインするときに気を付けていること
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「自分を出すことよりも、クライアントが望むデザインを提案する」
デザインを考案するときに最も気を付けていることだと彼女は言います。
飽くまでもクライアントに寄り添い、クライアントの完成イメージや要望をデザインで実現することに
一番の重きを置いているそうです。
そんな彼女のデザインにおける注意点をもう少し詳しく聞いてみました。
クライアントとの徹底的なコミュニケーション
クライアントが望むデザインを実現するには、
クライアントが持つイメージをどれだけデザイナーと共有出来るかが鍵になります。
そのため、扇谷さんはクライアントに対して徹底的なヒアリングとリサーチを心がけているそうです。
これはクライアントだけでなく、クライアントが属する業界の雰囲気にまで及びます。
クライアントのイメージにより近いデザインを考案するためのポイントであると言えるでしょう。
クライアントや買い手の立場に立った提案
商品を手に取った人が価値を見出せるようなデザイン作りが大切だと扇谷さんは語ります。
グッズを含めた商品制作において、重要な要素の1つでもありますね。
そのためにはクライアントはもちろん、実際に商品を手に取るお客さんからの視点を持って
デザインすることが必要です。
この視点を常に忘れないようにデザインしていると教えてくれました。
バリエーション豊かな提案
プロジェクトを進める中で、明確なデザインイメージを思い浮かべられないクライアントも少なくないそうです。
言うまでもなくクライアントはデザイナーではないですし、慣れていないと難しい場合も大いにあるでしょう。
そんなときこそバリエーション豊かな提案をすることで、
クライアントがより多くの選択肢を持てるように配慮しているそうです。
こうすることで、クライアントが完成イメージを膨らませるきっかけにもなりそうです。
アイデアが出ないときの打開策
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どんなに優秀なデザイナーであっても、アイデアを生み出すのに苦労する瞬間はあるでしょう。
それは扇谷さんも例外ではありません。
そこで、アイデアが出ないときの彼女流の打開策を聞いてみました。
これこそ、経験によって培われた方法であると言えます。
実際に店舗へ足を運んでみる
お土産屋さんなどでウィンドウショッピングをしてみると、自然と商品に手が伸びることがあると扇谷さんは言います。
同じような経験がある方も多いのではないでしょうか。
そうやって手が伸びた商品をよく観察することで、インスピレーションを湧かせられるそうです。
想像だけでなく、実際に購入者の視点に立ってみるわけです。
流行のデザインに触れるチャンスにもなりますよね。
今までとは違う側面を深堀りしてみる
クライアントの要望や完成イメージを汲み取ることで、扇谷さんはデザインを作っていきます。
そんなデザイン作りに行き詰ったときは、今までとは違ったクライアントの側面を深堀りしてみるそうです。
クライアントと扇谷さんは言葉で完成イメージを共有しています。
そこで、言語では表現しにくい部分を掘り下げて見ることが多いと言います。
多角的な視点から、クライアントへアプローチしてみることが有効なようですね。
扇谷さんが考える弊社の強み
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最後に、弊社における強みは「デザインの提案を幅広くできること」だと扇谷さんは答えてくれました。
その理由を聞いてみると「現在所属している4人のデザイナーはみんなテイストや個性がバラバラで、強みも違うから」だそうです。
だからこそ幅広い提案が可能になり、仲も良いので協力したアイデアも生まれると言います。
まさに相乗効果と言えるでしょう。
まとめ
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今回は、デザイナーとして幅広い経歴を持つ扇谷さんを紹介しました。
クライアントが望むデザインの実現を最優先とし、そのためには徹底的なコミュニケーションと
バリエーション豊かな提案が大切だということがわかりましたね。
アイデアが出ないときの打開策は、デザイナー以外の職種にも通用するのではないでしょうか。
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