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【プリント加工スタッフインタビュー】古波津さんに聞いた琉球ワークスでの仕事

2024.10.30BLOG

琉球ワークスで働くスタッフへインタビューを行う【スタッフインタビュー】企画では、
働き方や仕事に対する考え方を深堀りしながら、琉球ワークスへの想いも聞いています。

今回インタビューしたのはプリント加工スタッフとして働く古波津さんです。

丁寧な仕事とコミュニケーションが大切と語る、古波津さんだからこその内容は必見です。

過去の記事では古波津さんと同じく印刷職の業務を担当するスタッフをはじめ、
営業スタッフやデザイナー、弊社の代表を務める岩月社長にもお話を伺っています。

詳しくはこちらからご覧ください。

古波津さんの経歴や入社のきっかけ

デザインの専門学校を卒業後、インディーズのレコード会社で2年半ほど、
ホームページのデザインやチラシの制作に携わっていた古波津さん。

レコード会社を退職後は、Tシャツのデザインデータ作成や、データ入力を経験しました。

その後名護市へ帰郷しハローワークを通して求職活動を行っていたところ、
琉球ワークスのプリント加工オペレーターの求人に出会ったそうです。

プリントに関する基礎的な知識はあった古波津さんですが、
実際にプリント加工の仕事に携わったことはなかったといいます。

そしてデザイン系の会社に勤めるのはブランクがあり年齢的にも雇用してもらえるのか、
不安に感じていたそうです。

しかし、面接時に「みんな同じ年くらいだから大丈夫」と言われ、安心して入社を決意。

面接日の翌々日に入社し、プリント加工スタッフとして、新たな一歩を踏み出しました。

担当している仕事について

古波津さんが担当している業務

社内のデザイナーが描き起こしたデザインデータを受け取り、
大きい特殊なプリンターを用いてTシャツなどに図柄を印刷する
「プリント加工」が古波津さんの主な仕事です。

Tシャツなどの位置の調整を加えながら、
ずれないようにプリントしなければならないため、
注意力と集中力が必要です。

以前、勤務していたTシャツのデザイン会社では、
シルクスクリーンを使用して印刷していたそうですが、
古波津さんが業界から離れている間にインクジェット加工の技術が進んでおり、
始めは戸惑うことばかりでした。

しかも、古波津さんが琉球ワークスに入社する前、すでに前任者の退職日が決まっており、
わずか数日という短い期間で業務を引き継がなければならなかったそうです。

あわただしいなか、引き継ぎ資料を確認したり、分からないことは自分で調べたり、
メーカーの担当者や社内のスタッフに相談しながら、仕事を覚えていった古波津さん。
試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ仕事を覚えていきました。

仕事で難しいと感じること

日頃から古波津さんが気をつけていることは、ミスプリントをしないことです。
例えば、Tシャツに印刷するときは、糊のようなスプレーで下処理を行うのですが、
工程がうまくいかないと、色が薄くなってしまったり、白い色が浮き出したりしてしまいます。
それを防ぐためには、丁寧な仕事が必須です。
しかも、印刷する素材の種類によって色の出方が違うため、細かな調整に気が抜けません。

仕事に従事するなかで、古波津さんが特に難しいと感じるのは、プリンターの扱い方です。
機械から商品を移動するときに布が折れると、せっかく印刷した商品が台無しになる恐れがあるのです。

さらに、こまめに行わなければならないのが、プリンターのメンテナンスだといいます。
プリンターの内部が汚れていると、印刷面以外にインクが付いてしまうからです。

コロナウイルスの影響で1週間ほど休みが続いた時には、インクが詰まり、
色が出にくくなってしまったのだそう。
古波津さんはこの問題を解消するために何度もメンテナンスを行い、
納得のいく色が出るまで根気よく作業を続けたのだと明かしてくれました。

こうしたミスを防ぐためにも商品を丁寧に扱い、プリンターの手入れを怠らないよう、
古波津さんはいつも細心の注意を払っています。

琉球ワークスの商品の品質はこういった一人一人の細やかな気配りから生まれていそうです。

仕事を通して学んだこと

通常は作業場にこもり、1人で仕事を進めることの多い古波津さんですが、
時には商品のTシャツを畳む出荷準備作業など、他部署の人と一緒に行うこともあります。

職場には同世代の女性が多いため、何気ない会話からコミュニケーションが生まれる共同作業の時間は、
仕事に対してのさまざまな気づきを与えてくれます。

日頃からデザイナーとのやり取りを通して、学ぶことが多いと話す古波津さん。
仕事を円滑に進めるためにも、コミュニケーションを取ることが大切だと語ってくれました。

前職での経験にプラスして、さまざまな印刷手法を学ぶうちに、
少しずつやりがいや達成感を感じるようになったという古波津さんが
これまで印象深いと感じた仕事は全島エイサーのイベントで販売する
Tシャツの大量印刷を1人で任されたことです。

300枚ほどの大量印刷は、経験の浅い古波津さんにとって、これまで挑戦したことのない大仕事。
それを一気に仕上げられたことが、大きな自信につながりました。

今後の目標

Tシャツの印刷においては一通りの業務を覚えた古波津さんですが、
作業を覚えたことで満足するのではなく、最近学び始めた転写加工をはじめ、
印刷技術をもっと高めていきたいと考えるようになりました。

その理由は、プリンターの画面上で確認した色と、
実際に印刷した色合いが微妙に異なるからなのだとか。
デザイナーの原画の色合いを忠実に印刷で表現するためにも、
まだまだ勉強が必要だと笑顔で話してくれました。

古波津さんの今後の目標は、ポスターや横断幕など、大きな印刷物を手掛けることです。

ゆくゆくは車に貼るカッティングシートにも挑戦してみたいと夢が膨らみます。

子育てママに嬉しい琉球ワークスの魅力

古波津さんが琉球ワークスで働きやすいと感じているのは、
有給休暇が取りやすいことです。

小さな子どもを持つ古波津さんにとって、突然、子どもが体調不良になったときにも、
気軽に休みを取れる社内の雰囲気は、ありがたい環境だと言います。

古波津さんと同世代の女性が多く活躍しているのも、
困っているときにはお互いにカバーしあえる社風が浸透しているからなのかもしれませんね。

まとめ

デザインの世界から離れ、15年もブランクがあった古波津さんが技術を学びなおし、
新たな分野に挑戦する姿は前向きで、頼もしく感じました。

これからも、技術向上と子育てを両立し、ますます活躍してほしいですね。

オリジナル商品やグッズの製作は
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