沖縄の自然を愛でる、岸本ウラチさんの漆喰作品の世界

2024.09.16BLOG

ナゴグローサリーストアは沖縄県名護市を含む北部周辺、
いわゆる『やんばる』で活躍する作家さんの商品を扱うセレクトショップで、
雑貨や「やちむん」と呼ばれる陶器、藍染、ガラスなどの工芸品、
弊社が製作している沖縄グッズを主に扱っています。

今回はファンが多く、当店でも早い時は販売して１週間程度で売り切れてしまう
人気作家の岸本ウラチさんの作品についてご紹介いたします。

岸本ウラチさんは琉球漆喰を用いて、シリケンイモリやヤンバルクイナなど、
沖縄の生き物たちを製作されています。

今回入荷したのがこちらのシリケンイモリの作品で、
ご飯を食べていたり、ロールケーキを食べていたりとっても可愛らしい姿。

またこのシリケンイモリをよーく見てみると手にご飯粒をつけていたり、
口元に食べかすがついていたりするのもチャーミングなポイントです。

シリケンイモリの後ろを見てみると小さな斑点がついており、

ここにも手作業ならではの温かみを感じます。

そしてこのシリケンイモリの別バージョンも入荷しています。

沖縄のお祝いの席でよく見かけるのまんじゅうや、

天・地・海の幸を盛り合わせ、先祖に供える沖縄の重箱「ウサンミ」など、

沖縄ならではのものが頭の上に乗っています。

熱狂的なファンの方もいらっしゃるそうで、中には家に100匹いる！という方も。
こうしてみるとウラチさんの作品は１つ１つ異なるものも多いので違うものがあれば
全部欲しくなってしまいますね。

さて、こうした沖縄の文化と沖縄の生き物を合わせた作品づくりを行うのには
ウラチさんのこだわりがあります。

ウラチさんの想い

元々ウラチさんは生き物が好きで名護市に引っ越してきて、
より多くの沖縄の生き物に触れることになりました。

ただ沖縄の人はあまり自分が住んでいる自然の生き物について関心がないようでなんとかしたいと思っていました。

そこでナーベラーンブシーや重箱、のーまんじゅうなど沖縄の人であれば誰もが知っているものと、
可愛い生き物を漆喰で作ることで、この生き物はなんだろうと疑問を持ってもらえると思ったそうです。

ウラチさんのこだわり

お客様からよく言われるのが思わず買ってしまう理由の一つとして
この作品たちと「目があってしまった」ということがあるようで、
作品を作るときに買う方と目があうようにしているそうです。

確かにこうして見てみると家にお迎えせずにはいられないと感じてしまいます。

こういった細かなこだわりがウラチさんの作品ならではですね。

ただすべて手作業で作っているが故に１ヶ月に100個ほどしか作れないそうで、
買いたい方は抽選となってしまうこともあるようです。

ナゴグロサリーストアでも常にウラチさんの作品があるというわけではなく、
数ヶ月に１度入荷されるということがある状況です。

ウラチさんの作品を欲しい！という方はナゴグローサリーストアのinstagramでも
入荷の投稿をしていますのでぜひチェックしてみてください。

またウラチさんは自身の作品の売上の一部を野生生物の保護活動にもあてています。
ウラチさんの作品を手にすることは単なる買い物ではなく、沖縄の自然を守ることにもつながります。
シリケンイモリたちが心を癒してくれて、沖縄の自然への意識を高めてくれますね。

岸本ウラチさんの他の作品についてはこちらから
岸本ウラチさんinstagram

ナゴグローサリーストアでは岸本ウラチさんの作品以外にも
沖縄由来の作家さんの商品をセレクトして取り揃えています。

ぜひご自身の暮らしに沖縄の風を吹き込んでみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店お待ちしております。

ナゴグローサリーストア

・住所
〒905-0013 沖縄県名護市城１丁目４−１１ 名護市営市場2

・営業時間
10:30〜18:30(14:00〜15:00に１時間の休憩時間あり)

・定休日
不定休のため当店instagramでご確認ください

・SNS(instagram)
https://www.instagram.com/nagogrocerystore/